2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

自然農法(わら一本の革命)#17(特別編、岡潔論#4)

自然農法(わら一本の革命)#17(特別編、岡潔論#4) <#3で紹介した岡先生の言葉に注目する。「よくない種子をまいたのは進駐軍だが、しかしそれをはぐくみ育てたのは日本人である。それでも原則から悪くしたのに害がこの程度ですんでいるのは、日本…

自然農法(わら一本の革命)#16(特別編、岡潔論#3)

自然農法(わら一本の革命)#16(特別編、岡潔論#3) <[ koreyjp ]さんが述べている「すみれの花と情緒」の話をもっと詳しく読者の人に知ってもらうために、新聞の記事を抜粋する。木庵>「岡潔の言う『情緒』とは何か。岡自身の言葉で確認したい。随…

自然農法(わら一本の革命)#15(特別編、岡潔論#2)

自然農法(わら一本の革命)#15(特別編、岡潔論#2) <Dr.Sからメールを頂いた。木庵は記事をブログとして一般公開しているのと、トピックスによっては木庵の知り合いにメールで送っている。Dr.Sは後者のケースである。二人のやり取り(Dr.…

自然農法(わら一本の革命)#14(特別編、岡潔論#1)

自然農法(わら一本の革命)#14(特別編、岡潔論#1) 木庵さん 仰るやうに、本物の男はごく少数ですが、確かにゐて、野に隠れてゐます。しかしさういふ男が、やがてまた頭角を現すときが来るでせう。 さきほど、産経新聞で2回に分けて、岡潔特集を組み…

自然農法(わら一本の革命)#13

二自然農法(わら一本の革命)#13四章 誰にもやれる楽しい農法(世界が注目する日本の自然農法) 「麦刈りの手を休めて腰下ろしているとき、私は青年たちに話しかけました。『君たちが手をついている手のひらの下に、何匹ぐらい虫がいるか数えてみないか…

自然農法(わら一本の革命)#12

自然農法(わら一本の革命)#12 木庵さん アメリカの宇宙飛行士が初めて月に着陸したとき、岡先生は感想を訊かれて、「そんなことはやるもんじゃない」と語気を強めて言ってをられました。つまり、空間を無闇に移動することは、仏教でいふ「迷い」になる…

自然農法(わら一本の革命)#11(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #6)

自然農法(わら一本の革命)#11(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #6) <ありがたいコメントを頂いた。それも。女性と男性からである。まさしく大和なでしこと大和おのこの代表である。木庵> 私の感じていることが全部書かれていました。 未熟者…

自然農法(わら一本の革命)#10

自然農法(わら一本の革命)#10 女性論。今のところこれ以上のことが浮かんでこないので、自然農法にもどる。ただし、読者の皆さんから女性論に反応があれば、続きをおこなう。「それからの35年、私はもう、全くのただの百姓で、現在まできたわけなんで…

自然農法(わら一本の革命)#9(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #5)

自然農法(わら一本の革命)#9(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #5) 「女傑と安上がり人生の醍醐味」のまとめを書かなければならない。ちかごろ私のブログを訪問して、コメントも書いてくださっているkayomi さんという方がおられる。彼女は子育て…

自然農法(わら一本の革命)#8(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #4)

自然農法(わら一本の革命)#8(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #4) 4)修理 アルハンドラを女傑と呼ばざるをえないのは、これから説明する修理に対する優秀な推測力と直す技術力が卓越しているからである。彼女は自動車の修理を専門とするところ…

自然農法(わら一本の革命)#7(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #3)

自然農法(わら一本の革命)#7(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #3) 次の日、相手側保険会社から車体の被害状況をチェックする係の人がやって来た。車の損傷状況を写真におさめていた。マイレージまで記録に残していた。ボディーショップでの修理…

自然農法(わら一本の革命)#6(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #2)

自然農法(わら一本の革命)#6(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #2) 保険会社への交渉を早く手をうったことに対して、「あんたはお人よしだ。このような人身事故の場合1万ドル以上は賠償金が下りたはすだ。私に任してくれればもっと上手く交渉した…

自然農法(わら一本の革命)#5(特別編、傑女と安上がり人生の醍醐味 #1)

自然農法(わら一本の革命)#5(特別編、傑女と安上がり人生の醍醐味 #1) 近頃、結構忙しかった。というのは、私の車が後ろの車に追突され、保険会社との交渉、新しい車(といっても中古車)の購入、修理と多くの時間を費やしたためである。ここまで書…

自然農法(わら一本の革命)#4

自然農法(わら一本の革命)#4 <私のブログは読者によって発展し深められることが多くある。今回も建設的なコメントを頂いた。紹介する。木庵> 木庵さん 面白さうなお話ですね。有機農業には、まだまだ人間が知らない良いものがいっぱい詰まってゐるやう…

自然農法(わら一本の革命)#3

自然農法(わら一本の革命)#3 「この体験の翌日(5月16日)、私は出勤すると、すぐに辞表を提出しました。上司も友達も、何のことだかわけがわからないで、ポカーンとしている。送別会を桟橋の上のレストランでやってくれましたけど、なんだか奇妙な空気…

自然農法(わら一本の革命)#2

自然農法(わら一本の革命)#2 「私は横浜税関の植物検査かに勤めておりました。外国から輸入される植物の検疫をしたり、輸出する植物の病気害虫の検査をしたりするのが主な仕事でしたが、非常に自由な時間の多いところで、平生は研究室にいて、自分の専門…

自然農法(わら一本の革命)#1

自然農法(わら一本の革命)#1 <いつも受動的な読書傾向にある木庵は、このたび『自然農法、わら一本の革命』という本を友人より借り読んだ。著者は福岡正信、発行所は株式会社春秋社(第一冊発行1983年5月30日)である。著者のことについて以前テレビ番…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#22

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#22 中国に関連する発言 野中は2008年4月17日、中国共産党中央対外連絡部部長王家瑞との会談の席でチベット問題に触れて「胡錦濤総書記をはじめ、中国政府の指導者は日本との関係発展を非常に重視している。チベット問…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#21

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#21 <#20に対する読者からの反応があった。まずそれを紹介する。 自分の専門外のことに論評する危険性が、よく分かりました。野中氏に対しては、反日売国政治家のイメージしかありませんでしたが、苦労人らしいよい…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#20

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#20 <#19で、田母神氏が野中広務氏を批判しているところを引用した。ここで、野中論を少し書いてみる。野中氏のことについてよく分からないが、YouTubでの映像や彼の発言を見る限り、信念の人、人情の人、大衆の気持…

父帰る、屋上の狂人(菊池寛作)、劇団Arigato

父帰る、屋上の狂人(菊池寛作)、劇団Arigato 1年半ほど前、あるパーティーで知りあったT氏がいる。彼は映画硫黄島にも出たことのある俳優である。ロスにはこの映画で主役を演じた渡邊謙とか千葉真一など有名人が住んでいると聞く。映画の都ならではの現…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#19

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#19 「アメリカでは、レーガンが1983年に「危機に立つ国家」という報告書を掲げて教育改革に踏み出している。ベトナム戦争後、アメリカでは国家に対する信頼が薄れ、家族も学校も崩壊状態にあったからである。これ…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#18

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#18 第4章 不磨の大典となった「村山談話」「日本人はいつからこれほど悪く言うようになってしまったのだろうか。大東亜戦争中に独立を果たしたビルマの初代首相だったバー・モウは日本の戦前、戦中世代には馴染みの深い…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#17

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#17 第3章 日本は悪くない 「日中戦争が侵略戦争だったという人の誤解のひとつに、『理由はともあれ日本軍が大陸や半島で行動していたではないか』という意見がある。・・・私はこの問題をこんな比喩を使って説明する…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#16

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#16 これは最高裁まで争われ、控訴人には請求権がないということで、結果として請求は棄却されたが、村山氏は裁判の課程で村山談話の正当性をまったく説明できなかった。ちなみに、やはり諸橋氏が東京地検に告発した「…

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#15

自らの身は顧みず 田母神俊雄論続編#15 3・1・09田母神俊雄講演会実況(ロスにおける)、DVDを本ブログより無料贈呈、締め切らせていただきます。一人、予約をなされた方、新しい住所が決まればお知らせください。送ります。 <反響が大きかった。…