自然農法(わら一本の革命)#4

自然農法(わら一本の革命)#4
<私のブログは読者によって発展し深められることが多くある。今回も建設的なコメントを頂いた。紹介する。木庵>
木庵さん
面白さうなお話ですね。有機農業には、まだまだ人間が知らない良いものがいっぱい詰まってゐるやうな気がします。アメリカでも、レイチェル・カーソンが『沈黙の春』を書いて、農薬などの害について警鐘を鳴らしましたが、今のアメリカは遺伝子を操作して害虫を殺す大豆を作ってゐます。福岡さんの話は、欲望を捨てたところがスタートだったやうで、そこに救ひを感じます。続きが楽しみです。
2009/4/13(月) [ koreyjp ]
[ koreyjp ] さん、これから書いていきますが、どのようなことを書いていくのでしょうか、今のところよく分かりません。[ koreyjp ] さんも参加してください。それによって私は触発されるでしょう。木庵
2009/4/13(月) [ tak*ona*tou*a ]
以前おいらの大学の後輩の女学生が福岡先生のところで研修してきたことを思い出しました。その後20年逢っていないがどうしたものか?逆に最近雑草防除の観点から雑草に関心を持つことになりました。ちょん丸
2009/4/15(水) [ har**injk*anak* ]
ちょん丸さん、初めてコメントありがとうございました。福岡氏は昨年亡くなれたのですか。多くの人に影響を与えた方なのですね。今後ともよろしくお願いします。木庵
こんにちわ、波乱万丈、有意義人生でしたね。

留学生活は大変だったようですね。
2009/4/14(火)
ヒロシさん、先が見えない勉強というのはつらいものです。しかし、アメリカというところは勉強を続ける人間を助けてくれる人が現れるのですね。勉強して何かを得たというより、ただ苦しんで勉強したという、ある意味の修行僧のようなところがありました。木庵
2009/4/14(火) [ tak*ona*tou*a ]
禅は、体験を通して存在の奥底を垣間見るやうなものですね。そしてそれを一度経験すると、大安心の境地に行く訳です。岡先生は、「一人が悟るといふことは、万人が悟るといふことだ」と言ってをられます。人は一面個々別々ですが、また一面は心が一つにつながってゐるからです。福岡さんの心は、私たちの心と確かにつながってゐます。
2009/4/15(水) [ koreyjp ]
[ koreyjp ] さん、私は悟りを開いておりませんが、心が誰もと通じてじているということを感じます。昨日、私のテナントで4ヶ月程前死んだハンディマンの娘が病気で学校を休んでいました。『大丈夫かい』と言うと、『だいじょうぶ、今日は私の誕生日です』という返事が返ってきました。そのあと、『おなかは減っていないかい、何か食べたければレストランへ連れて行ってあげるけど。何か買って来てあげようか』と言うと、嬉しそうに『いい、おじいちゃんが何か作ってくれるから』と言いました。その後、『誕生日祝いだよ』とイチゴをやると、とても喜んでいました。父親が亡くなり、母親は働きに出かけている。子供心に誕生祝いをしてもらいたかったのですね。私の声かけだけで、可愛いい嬉しそうな表情をしました。木庵
2009/4/15(水) [ tak*ona*tou*a ]
木庵さん
「より小さき者に施した愛は、我にしたのと同じである」とイエス様も言ってをられます。心はひとつにつながってゐるのですね。
2009/4/15(水)[ koreyjp ]
禅は無を悟ることですが、無にこだはりすぎてもいけません。こだはると心の自由を失ひます。この俗世間も、案外悟った人が何食はぬ顔をして動かしてゐるものです。また岡先生の話をしますが、数学の研究をするのにフランスに留学した。パリといふところは、くらげのやうにプカプカ浮んでゐると、自然に必要なところへ連れていってくれるのださうです。しかしフランスに何年かゐると、日本にはあってフランスにはないものがあることに気がついた。結局それは樹の花の香りのやうなものでした。そして日本に帰国してから、先生は芭蕉の研究を本気でするやうになった。芭蕉にならって奥の細道を歩いてゐたら、数学の大発見をしたこともありました。木庵さんも福岡さんも、無意識のうちに体を張って魂の探検にさまよってをられたのでせう。私の人生も、「犬も歩けば棒に当る」式に歩いてきました。色々な棒に当りましたが、良いことも悪いことも、みんなそれぞれ、それで良かったと思ひます。過ぎたことはみんな美しく見えるものなのですね。
2009/4/15(水) [ koreyjp ]
[ koreyjp ] さん、無意識のうちに魂の探検をしていたのかもしれませんね。そのようなことを、今になって分かるような気がします。お金がなく勉強の継続は実に大変なことでした。アメリカという砂漠で生きていくことはまた大変なことでした。これから、アメリカの一区画に、オアシスでもつくりますか。木庵
2009/4/15(水) [ tak*ona*tou*a ]
木庵さん
オアシスですか、いいですね。
2009/4/16(木) [ koreyjp ]
<読者の方も感銘を受けられたことだろう。[ koreyjp ]さんという方はすごい方である。さりげなく、意味深長な言葉をいつも送ってくださる。彼の言葉によっ
て、どれだけ木庵の考えが深まったことだろう。本を読む。読みながらあることを感じているのだが、さて書評を書くとなると、まだ漠然としてどう書けばよいかよくわからない。しかし先ず書く、そのうちに、ある考えが浮かんでくる。また、 [ koreyjp ]さんのコメントに触発されて書いていく。ある場合は最初に思っていたのと全然違う方向の考えに導かれることがある。今回もどうなるであろうか。[ koreyjp ]さんの禅や聖書の話、それに岡潔の話は超一流である。どれだけ新しい世界を覗かせてもらったことか。木庵>
つづく