2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

その後のビルマ(ミャンマー)

アウンさんから今朝(日本では夜)メールをいただいた。「こんばんは。お元気ですか? 平和の翼ジャーナル(Vol.4)が先月完成しましたが、 住所が分からなかったので送ることができませんでした。 申し訳ありませんでした。 今Vol.5を製作していますので、ま…

その後のビルマ(ミャンマー)

海の武士道#4*海の武士道#4 艦橋からこの情況を見ていた工藤は決断した。「先任将校! 重傷者は内火艇で艦尾左舷に誘導して、デリック(弾薬移送用)を使って網で後甲板に釣り上げろ!」 もう、ここまで来れば敵も味方もない。ましてや海軍軍人というのは…

海の武士道#3

「『エンカウンター』乗員は約21時間漂流しており『エクゼター』と異なり、沈没艦から出た重油の海に浸かり、多くのものが一時、目が見えなくなっていた。当時快晴で、英国将兵は炎天下西北西方向に流されていた。フォール卿の証言によると、『・・・見渡…

海の武士道#2

#2を書き始めるにあたって、惠氏とのメールのやりとりがいくらか届いたことを報告する。取材の裏話なども率直に教えていただいた。私は昨年、一昨年、サンジェゴ港で海上自衛隊幹部候補生と会っている。世界一周遠洋航海の年もあれば南アメリカ、ニュージ…

海の武士道#1

日本の皆さんは、2007年4月にフジテレビ「奇跡体験 アンビリバボー」で紹介された話を知っている方が多いであろう。私の友人はこの物語にでてくる主人公が救出したイギリス将校サムエル・フォール卿(現在89歳)が昨年の12月に来日した際、彼の歓迎…

海の武士道#1

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#14

<先日、オバマ新大統領の就任式があった。この日に合わせたのか、イスラエル軍がガザ地区から撤退を始めた。これは偶然であろうか。私には必然関係があるように思う。#11で取り扱った記事、「寝ぼけ記者のネタ帖『アジアNow』〜情報を知れば世の中がわか…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#13

06年、英国国教会は総会でキャタピラー社への株式投資を止めることを、投票の末に決定した。英国国教会は決定について「キャタピラー社のブルドーザーがパレスチナ人の家屋を破壊することに使用されている」ことを理由にしている。イギリスの主席ラビは英…

「解放の赤羽さん」(O氏の見解、木庵の反応#5)

<O氏より勝谷誠彦の××な日々。 が転送されてきた。勝谷誠彦というと、髪の毛を短くして、ちょっとミーハー族のように見えるが、芯のある人間だとは思っていた。赤羽さんと同じような経験をしたとは、彼の記事で初めて分かった。赤羽さんが解放されたことを…

「白人崇拝」(O氏の見解、木庵の反応#4)

<今回は「白人崇拝」論である。木庵><O氏の見解> 「白人崇拝」とは、実に面白い論題ですね。日本には信長以来そういう精神は無かったように思います。信長はバテレンを歓待しましたが、「純粋な好奇心」乃至は、「知的興味」 だったように思います。崇…

「第二自衛隊創設論」(O氏の見解、木庵の反応#3)

<派遣村から第二自衛隊論に発展した。木庵)<H氏のコメント> 「第二自衛隊創設論」いいですね。問題の本質を突いています。 「集団的規律と職業訓練の実施」は、ゆとりで駄目になってしまった若年日本人の建て直しの特効薬です。「青年国内協力隊」とで…

「派遣村」(O氏の見解、木庵の反応#2)

<日本では派遣村のことが話題になっているらしい。以下O氏を含めてのやり取りを紹介する。木庵> I氏のコメント 「年越し派遣村」で年末年始を過ごした失業者が都内の4施設で生活している問題で、4施設の約100人が6日、厚生労働省を訪れ、交通費や通信…

O氏の見解、木庵の反応(#1)

O氏が日本よりよくメールしてくださる。見識の高さにいつも感銘している。彼の見識の高さを我々の世界だけにとどめておくのはもったいない。そこで、今後シリーズ「O氏の見解、木庵の反応」として掲載していこうと思う。O氏の了承を得ているが、ある程度…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#6

<「アメリカにとって、イスラエルの戦略的価値はあまり意味がなく、お荷物的な存在である」ことを、著者は具体的な例をあげて説明している。> 1) イランのパフラヴィー朝が79年に倒れ、ソ連がイランに侵攻する懸念があった。このとき米国はこの脅威に…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策(番外編)

<イスラエルに関する記事が送られてきた。イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策(番外編)として、紹介する。木庵>イスラエル軍、ガザの国連学校3カ所を砲撃/45人死亡 http://www.asahi.com/international/update/0107/TKY200901060342.html パレスチナ…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#5

第二章 イスラエルは戦略上の“資産“か”負債“か? もしイスラエルが石油や天然ガスなどの重要な天然資源を保有しているとすれば、あるいはイスラエルがきわめて重要な地理的位置を占めているとするなら、つまり、イスラエルへの援助が米国をより安全に、より…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#4

<[ koreyjp ]さんから素晴らしいゲーテの詩が送られてきたので、ここで紹介する。「イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策」なるものを今書いているが、日本丸を陸地に無事到達させるための資料を提供しているに過ぎない。後は読者の皆さんが私とともに船…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#3

著者は「ユダヤ人の歴史と民族自決の原理から、ユダヤ国家イスラエルの存在は十二分に正当化されるものである。そして、イスラエルの生存が晒されるときには、米国はイスラエルを支援すべきだ」と考えている。しかし、「イスラエル・ロビーの影響力がイスラ…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#2

アメリカがなぜイスラエルに多くの軍事、経済支援をおこなっているかの理由として、「イスラエルは米国にとって戦略的に非常に役立っているからだ」と説明する人がいる。特に9・11事件後、「イスラエルはテロとの戦争において米国のかけがえのないパート…

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策#1

「イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策1、2」「著者:ジョン・J.ミアシャイマー、スティーヴン・M.ウオルト、訳者:副島隆彦、発行所:株式会社講談社、第一刷発行:2007年9月4日) これが、今回の書物である。珍しく買って読んでみた。タイトルに…

新年を迎えるにあたり

明けましておめでとうございます。昨年はアメリカのサブプライム問題が世界に波及し、不況が日本にも押し寄せようとしております。皆様の中には、もうその影響を直に受けている方もおられるのではないかと思います。 禅の世界では、「平常心是道」とか「日日…

新erasusさんへの反応#10

11)現在、保守の役割は重要である。近頃の日本の共産主義者、社会主義者は表立って、革命を唱える人は少なくなっているが、改革という名を借りた革命希求主義者である。表向き、柔らかく改革を主張しても、その裏に牙が潜んでいる。スターリンや毛沢東の…

新erasusさんへの反応#9

「チベット大虐殺と朝日新聞」→「田母神俊雄擁護論(朝日新聞糾弾)」とタイトル変え)、田母神論文、朝日の北岡の記事。それに対する私の批評。erasusさんがこれらに対してトラバしてくださった。いくつかの重要なポイントがあった。 1) 航空幕僚長たる人…

新erasusさんへの反応#7

Erasusさんのレスが相当きた。新しいのから反応する。 1) 「erasusさんが再登場なされてから、コメントが減った」と少し冗談を込めて書いた。そのことを気づかっていただいた。結論を言うと、気を使ってもらわなくても結構だ。ブログを公表しているという…

新erasusさんへの反応#6

以前にも書いた表現だが 「洪水の如く」erasusさんのレスが届いた。色々と私を刺激するようなコメントがあったので、それぞれについて反応する。1) 私が「中共は世論操作のエキスパート」と書いたのに対して、「情報を公開しない国に世論操作などない」と…

新erasusさんへの反応#5

最新到着したものに対してレスをおこなう。野菜虫にやられることを書いたが、忘れていた、団子虫のことを。これの被害が一番大きい。団子虫をやっつける薬はあるらしいが、芝生に付く団子虫をやっつけるものであり、野菜用には不法なのだそうだ。ナメクジや…

新erasusさんへの反応#4

RE:<問答集>木庵先生〈八〉−ガリレオでブレークした福山雅治の龍馬− 以後のレスをおこなう。親離れ、子どもの時から父親への反発。特に中学時代は、ジクリと父親の弱点をつく、だから両親は仲が悪いのに、私への攻撃(?)は一致していた。父は母に「T(…

新erasusさんへの反応#3

金持ちKさんの資産がどれぐらいだとか、その維持はどうしているとか、またどのようにしてその財を築いたか、少しは興味があるが、英語でSO What?(それがどうしたんだ)ということである。あの世に金を持っていけないし、いくら金があっても健康を買…

新erasusさんへの反応#2

アメリカ大統領選挙日だというのに、殆ど選挙結果について興味を示さない、私です。というのは、開票の結果を知らなくてもオバマが勝つことが分かっているからです。オバマにとってアメリカの不景気の始まりは幸いしたようです。オバマは旧体制のマッケイン…