2009-01-01から1年間の記事一覧

保守分裂の要因#2

保守分裂の要因#2 次の雑音は西尾幹二氏による週刊誌上での「皇太子にもの申す」に派生したる皇室に対する異常なまでの沸騰ぶりである。これらの議論を観察するかぎり、保守の間での皇室に対する観点が揺らいでいる。3年ぐらい前であったと思うが、皇太子が「…

保守分裂の要因#1

保守分裂の要因#1 <知人より、「保守はなぜ分裂するのか」について少し話してくれという要望があった。ここでその理由について木庵なりの考察をおこなってみる。私は2年前ブログを立ち上げたあと、保守とは何か、それに私は保守としてどのような位置にあ…

ミャンマー事情#4(ロヒンギャ民族の難民、2009年) 

ミャンマー事情#4(ロヒンギャ民族の難民、2009年)span><ロヒンギャ民族の難民に対する悪辣な仕打ちをしたタイに対して、興味のアル記事があったので紹介する。木庵>タイは、「敬虔な」上座部仏教国などという、NHKなどの恣意的な誤った情報ばか…

ミャンマー事情#3(ロヒンギャ民族の難民、2009年)

ミャンマー事情#3(ロヒンギャ民族の難民、2009年) <ロヒンギャ難民についての記事を色々な人のブログから拝借させてもらう。許可を得ていないが、許してもらえるであろう。木庵> タロヒンギャ難民イ海軍、ロヒンギャ難民数百人を洋上に置き去りか …

ミャンマー事情#2(ロヒンギャ民族の難民、2009年)

ミャンマー事情#2(ロヒンギャ民族の難民、2009年) ◆会議再開に中国は積極的に参加 国際金融危機は引き続き拡大しながら深まっており、アジアの国にも深刻な影響を与えている。困難な局面を抜け出そうという東アジアの国々の願いは非常に強い。タイの…

ミャンマー事情#1(ロヒンギャ民族の難民、2009年)

ミャンマー事情#1(ロヒンギャ民族の難民、2009年) <アウンさんから下のメールが送られてきた。Vol.4 ,Vol.5では木庵の記事も掲載され、Vol.4 は日本から送られてきた。木庵>お元気ですか? 平和の翼ジャーナル(Vol.5)ではいろいろとお世話に…

自然農法(わら一本の革命)#29特集、森信三論#9

自然農法(わら一本の革命)#29特集、森信三論#9私見(1) 私の個人の考えをまとめてみたいと思う。 全一学は、実践の哲学である。現実から学び、現実界に力を発揮できる哲学である。まさに、知行合一、現代の「陽明学」といえよう。 森先生は、二宮尊…

自然農法(わら一本の革命)#28特集、森信三論#8

自然農法(わら一本の革命)#28特集、森信三論#8 <以下は森信三に感化を受けた人の文章である。森信三の思想、そして影響力を如実に表現しているので、ここに掲載する。木庵> 「森 信三は、戦前・戦後を通じて、日本の教育界最大の 人物である。常に…

自然農法(わら一本の革命)#27特集、森信三論#7

自然農法(わら一本の革命)#27特集、森信三論#7 1956年(昭和31年)61歳 「開顕」誌を「実践人」と改題。1958年(昭和33年)63歳 旅から旅への講演行脚に明け暮れる。 8月15日、啓蒙講演一千回を発願。1960年(昭和35年)6…

自然農法(わら一本の革命)#26特集、森信三論#6

自然農法(わら一本の革命)#26特集、森信三論#6 <満州のことについて興味のある読者の方がおられるようなので、木庵が取材し、満州からの逃避行とはこのようなものであっただろうと、8年ほど前に詩を書いた。それを紹介する。一作目はどちらかという…

自然農法(わら一本の革命)#25特集、森信三論#5

自然農法(わら一本の革命)#25特集、森信三論#51933年(昭和8年)38歳 天王寺師範本科一部生の修身科を教えることとなり、この講義筆記が後に「修身教授録」となる。1934年(昭和9年)39歳 二男克彦誕生。実父、俊太郎死去。1939年(…

自然農法(わら一本の革命)#24(特集、森信三論#4)

自然農法(わら一本の革命)#24(特集、森信三論#4) 1922年(大正11年)27歳 広島高等師範卒業。大阪府立阿倍野高等女学校に英語教師として赴任。1923年(大正12年)28歳 4月、京都大学哲学科に入学。西田幾太郎先生の講義に接する。…

自然農法(わら一本の革命)#23(特集、森信三論#3)

自然農法(わら一本の革命)#23(特集、森信三論#3) <ウイッキぺディアの年譜は簡単すぎるので、もっと詳しいのを載せる。そして年譜にそって、木庵の森信三への思いを添える。木庵の感想は< 木庵>の中に記されている。木庵> 森 信三 年 譜 (年齢…

自然農法(わら一本の革命)#22(特集、森信三論#2)

自然農法(わら一本の革命)#22(特集、森信三論#2) 『はい』という言葉2007-11-14 Wed 15:23 自分の名前を呼ばれても「はい」と返事ができない人が、今、大人にも子どもにも増えているそうです。新入社員教育やビジネスマナー研修の講師をやっている…

自然農法(わら一本の革命)#21(特集、森信三論#1)

自然農法(わら一本の革命)#21(特集、森信三論#1) 三章 汚染時代への回答(この道しかない) 食品公害はなぜ片づかないのか 「食品公害問題が世間的に大きくなったのは、10年目ぐらいからだったでしょうか(注;この本の第1刷発行は1983年であ…

自然農法(わら一本の革命)#20

自然農法(わら一本の革命)#20 稲ではなく米を作る 「自分は何もしないように、しないようにと考えて、絶対必要なこと以外は、作業を省略することばかり研究してきた、と言いましたが、管理面でもやることを少なくしてきました。水管理なども、稲つくり…

自然農法(わら一本の革命)#19

自然農法(わら一本の革命)#19 「今農薬を全廃したら、収量が何割も減少するだろうと一般の人は思うでしょうが、病虫の専門家だったら、まず5%位と言うでしょう。科学的な農業技術は5%技術と言われます。肥料をやらなかったら5%、薬がなかったら5…

自然農法(わら一本の革命)#18

自然農法(わら一本の革命)#18 <岡潔論は終っているが、[ koreyjp ]さんと、木庵のやり取りを先ず紹介する。木庵> 木庵さんのお陰で、広々とした野原で、暫し愉快に遊ぶことができました。また木庵さんの俳句、なかなか良くできてゐます。カヨミさんも…

自然農法(わら一本の革命)#17(特別編、岡潔論#4)

自然農法(わら一本の革命)#17(特別編、岡潔論#4) <#3で紹介した岡先生の言葉に注目する。「よくない種子をまいたのは進駐軍だが、しかしそれをはぐくみ育てたのは日本人である。それでも原則から悪くしたのに害がこの程度ですんでいるのは、日本…

自然農法(わら一本の革命)#16(特別編、岡潔論#3)

自然農法(わら一本の革命)#16(特別編、岡潔論#3) <[ koreyjp ]さんが述べている「すみれの花と情緒」の話をもっと詳しく読者の人に知ってもらうために、新聞の記事を抜粋する。木庵>「岡潔の言う『情緒』とは何か。岡自身の言葉で確認したい。随…

自然農法(わら一本の革命)#15(特別編、岡潔論#2)

自然農法(わら一本の革命)#15(特別編、岡潔論#2) <Dr.Sからメールを頂いた。木庵は記事をブログとして一般公開しているのと、トピックスによっては木庵の知り合いにメールで送っている。Dr.Sは後者のケースである。二人のやり取り(Dr.…

自然農法(わら一本の革命)#14(特別編、岡潔論#1)

自然農法(わら一本の革命)#14(特別編、岡潔論#1) 木庵さん 仰るやうに、本物の男はごく少数ですが、確かにゐて、野に隠れてゐます。しかしさういふ男が、やがてまた頭角を現すときが来るでせう。 さきほど、産経新聞で2回に分けて、岡潔特集を組み…

自然農法(わら一本の革命)#13

二自然農法(わら一本の革命)#13四章 誰にもやれる楽しい農法(世界が注目する日本の自然農法) 「麦刈りの手を休めて腰下ろしているとき、私は青年たちに話しかけました。『君たちが手をついている手のひらの下に、何匹ぐらい虫がいるか数えてみないか…

自然農法(わら一本の革命)#12

自然農法(わら一本の革命)#12 木庵さん アメリカの宇宙飛行士が初めて月に着陸したとき、岡先生は感想を訊かれて、「そんなことはやるもんじゃない」と語気を強めて言ってをられました。つまり、空間を無闇に移動することは、仏教でいふ「迷い」になる…

自然農法(わら一本の革命)#11(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #6)

自然農法(わら一本の革命)#11(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #6) <ありがたいコメントを頂いた。それも。女性と男性からである。まさしく大和なでしこと大和おのこの代表である。木庵> 私の感じていることが全部書かれていました。 未熟者…

自然農法(わら一本の革命)#10

自然農法(わら一本の革命)#10 女性論。今のところこれ以上のことが浮かんでこないので、自然農法にもどる。ただし、読者の皆さんから女性論に反応があれば、続きをおこなう。「それからの35年、私はもう、全くのただの百姓で、現在まできたわけなんで…

自然農法(わら一本の革命)#9(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #5)

自然農法(わら一本の革命)#9(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #5) 「女傑と安上がり人生の醍醐味」のまとめを書かなければならない。ちかごろ私のブログを訪問して、コメントも書いてくださっているkayomi さんという方がおられる。彼女は子育て…

自然農法(わら一本の革命)#8(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #4)

自然農法(わら一本の革命)#8(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #4) 4)修理 アルハンドラを女傑と呼ばざるをえないのは、これから説明する修理に対する優秀な推測力と直す技術力が卓越しているからである。彼女は自動車の修理を専門とするところ…

自然農法(わら一本の革命)#7(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #3)

自然農法(わら一本の革命)#7(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #3) 次の日、相手側保険会社から車体の被害状況をチェックする係の人がやって来た。車の損傷状況を写真におさめていた。マイレージまで記録に残していた。ボディーショップでの修理…

自然農法(わら一本の革命)#6(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #2)

自然農法(わら一本の革命)#6(特別編、女傑と安上がり人生の醍醐味 #2) 保険会社への交渉を早く手をうったことに対して、「あんたはお人よしだ。このような人身事故の場合1万ドル以上は賠償金が下りたはすだ。私に任してくれればもっと上手く交渉した…