白洲次郎論#4

白洲次郎論#4

白洲次郎論では、最初に読者に参加を呼びかけた。#3を終わった段階で多くの反応があった。読者のコメントに対して、木庵もコメントとして返事をしているのであるが、ここではその読者とのやり取りを再現し、またあるコメントに対して新たに木庵の感想なり、考えを書いていく。新たに書いたものは<    木庵>の枠の中で書くことにする。

#1の反応
そうなんです、確か、ドラマもあったと思います。
書店に白洲次郎に関する本が前面に並べられていたことがありました。興味があったのですが、読んでいません。
続きを読ませてもらいますね。 kayomi
kayomiさん、これからもっと白洲次郎について書いていきます。さて、どのような話が展開しますか、今のところ私も分かっておりません。木庵
ごあいさつが遅れまして、大変失礼致しました。先にコメントを頂戴し恐縮致しております。kayomiさんよりご紹介をいただき伺わせていただきました。白洲次郎論、楽しみに拝見させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。
ゆずさん。ブログによる繋がりの発展ですね。これからも宜しくお願いします。kayomiさんの詩は心が豊かな人の作品だということが分かります。kayomi さんの友達ですから、貴女も心豊かで優しい人なのでしょうね。木庵
木庵さん

初めまして、不死鳥の何でも屋と申します。
私のブログを訪問されたようですのでお邪魔させていただいたところ
白洲次郎」の名前が目に入ったため読ませて頂きました。

本論文の最後の方「〜、疑問とするところである」ですが私も全く同感です。実は私も白洲次郎に関して一度ブログで触れたのですが、木庵さんの文章を読んだ後に自分の文章を読み返すとその稚拙さ(相手に分かり易く説明がされていない文章)に恥ずかしくなってしまいました(触れたというのもおこがましい内容です)。と、同時に言葉の使い方次第で伝え方はどうにでも変わるとういう当たり前の事を改めて感じさせられました。

久しぶりに言葉に感動をさせられました。ありがとうございます。
今後とも拝読させて頂きますがよろしくお願いします。 不死鳥の何でも屋
<ゆずさんとの繋がりは嬉しい。このように人と人が繋がっていくことはとても素晴らしいことだと思う。今後ともゆずさん宜しくお願いします。不死鳥さんのコメントもありがたかった。ヤフーブログでは記事を載せると、『このような記事もあります』と、書いた記事に関連する記事を紹介してくれる。不死鳥さんのブログを訪問した。コメントを残したかどうか記憶がないが、上のような丁寧なコメントをいただいた。嬉しい限りである。お若い方だと思うが木庵の記事に興味を示してくださったことを感謝したい。不死鳥さんの了承を得ていないが、彼の白洲次郎についての文章をここで載せさせてもらう。不死鳥さん、結構ですね。彼のこの記事のブログアドレスは次の通りである。 http://blogs.yahoo.co.jp/justaboutak/2018748.html 木庵>

白洲次郎
年末だか年始に日本で白洲次郎のドラマを見て興味を持ち最近『占領を背負った男』を読んだ。


面白くてあっという間に読み終わったけどいやぁ、この人かっこいい。いっぺんにファンになった。

まず見た目。今で言うチョイワルオヤジだ。こりゃ女の人にもてたろうな。

ケンブリッジ大出身ていう経歴も良いしそこで培ったマナーも

当時の日本人は当然今の日本人にとっても彼を魅力的というか特別な感じにさせる。

英語はペラペラでみんなが尻込みする中戦後GHQに楯突いて日本人の気概みたいなもん見せたり

コンプレックスを感じる事が無かったんだろうな。

一方で派手な暮らしというよりご隠居生活を好み、有事の時のみ駆けつける。



と、同じ男として憧れた僕はもう一度この本を読み直したんだけどいくつか疑問が。

『占領を背負った男』は彼の武勇伝というか偉人伝的な本で当然彼の良い事が書かれているけど

実はもっと色々あったんじゃないかな、と僕の疑い深い性格が出てきてしまった。例えば、

?彼の時代で、まだ中学生なのに外車買ってもらったりイギリス留学したりでかなりの金持ち。
 
 コンプレックスの無さは何不自由無い環境から来たもの?もしや鼻っ柱の強いボンボン?

?第二次戦争中、この人の年齢であれば徴兵に呼ばれてもいいんじゃないかとふと思ったんだけど
 
 呼ばれなかったのかな?それとも金持ちだから裏技使ったのかな



これはもっと知らねばなるまい、白洲次郎のことを。

まぁ例え今後彼の事を調べてダークサイドが出て来たとしてもそれはそれとして、

そういう所もあるけどそれを補うほどの魅力的な人間であってほしいなぁ、

と言うのが僕の今の気持ち。実際彼はせっかちなところもあったみたいだし

パーフェクトな人間なんていないんだから。


とにかく白洲次郎は僕にとって『このオッサンかっこいいじゃん』と思わせる人です、今のところ。

だってビジネスの世界で相手を一括したり出来ないでしょ、なかなか。爽快だよね。

まぁ彼と一緒でウルサ型のジジイにはなれそうだ。プリンシプルは無いかもしれないけど 笑。。
つづく