講演会、田母神俊雄、「わが思いの丈を語る」#8

講演会、田母神俊雄、「わが思いの丈を語る」#8
「3・1・09田母神俊雄講演会実況、DVDを本ブログより無料贈呈(15名限定)(詳細は#3参照)。現状報告、今のところ日本3名、米国1名。今朝、今野氏のブログを通して申し込まれた方がいた。まだ余裕があるので、申し込んでもらいたい。
共産党の記事も役にたつ。田母神氏の考え方が保守陣営のある論陣の影響を受けているのは間違いない。これらの保守陣営の人の本を木庵は読んでいるので、田母神氏の話はこれ等の人の考えの受け売りのように思えるところがある。前にも書いたように、田母神氏は学者ではないので仕方がない。彼の素晴らしさは、どの論調が正しいかを見極める力があることである。また、他人の説であろうが、それを自分のものとして咀嚼し、見事なほど分かりやすく説得力のある表現で発表出来ることだ。人間として実直な田母神氏は、日本民族、日本文化を愛し、防衛の最前線の指揮官として、どのような考え方が国益にかなうかの判断が出来る人である。戦後の政治家が支点を左に左に移動して、妥協に妥協を重ねてきた結果、保守の牙城がなくなってしまった。そういう時代の危機を感じとり行動する田母神氏は知将であり、勇気のある軍人であるといえる。政治家がふがいないだけに、政治の分野でも彼はリードできる素養を持っている。政治とは妥協だが、あるときには決断が必要なのである。木庵>

愛と情熱の革命戦記 Yahoo出張所
日本共産党の躍進で民主連合政府樹立へのプロセスをつくろう
何しろ統合幕僚学校長の時に、『歴史観・国家観』という講座を新設したのだが、その外部依頼講師の顔ぶれときたら、『つくる会』の元・会長だった八木秀次に副会長である福地悼、理事の高森明勅、それに右派文化人の井沢元彦といった面々。さらに『社会思想』と称する講座には、おなじみ桜井よし子サマが初代講師を務めていらっしゃるのだ。

こういったセンセ方が約400名の幹部自衛官に向かって、「大東亜戦争(歴史研究者はアジア太平洋戦争という)は侵略ではなく、やむをえない自衛のための戦争であった」、「戦後の歴史認識は日本人のための歴史観になっていない自虐史観である」、「欧米列強のアジア植民地化に、真向から日本は立ち上がったのだ」、「従軍慰安婦(正しくは日本軍性奴隷)は強制ではなかった」、「南京虐殺はデマである」などという歴史歪曲・史実偽造のオンパレード講義を、我等が税金を使ってやっていたのだ。


  私のコメント蘭に、次のブログの紹介があった。私と同じ、ロス在住の目良氏の記事である。とても興味のあることが書かれているので、ここで紹介する。(この記事のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/japanrebirth/12276700.html
日本再生研究会

東京の街角で、2009年3月ー政治の季節

久しぶりに東京に行ってきた。6晩5日の短い旅であった。主な目的は親戚の結婚式であったが、同窓生の好意で、同窓会が開かれたので、出席してきた。それも小学校の同窓会である。しかも、その小学校は、今は無き、朝鮮京城府三坂小学校で、今の韓国のソール市にある日本人用の学校であった。皆は、小学校6年の時に、終戦に会い、もてるものだけを抱えて、貨物列車で南下し、命からがら海を渡ってきた仲間で、戦後は各地にばらばらになったが、なんとなく連絡網を広げ、同窓会を開いてきた。そのために団結心が強いのかも知れない。

色々語り合ったが、年齢からして、健康関係の話題が多かったが、政治にも深い関心を持っている。現政権の評判は芳しくない。しかし、対抗馬に対しても批判的である。更に、政治家全体に対して不信感が強い。特に、外国に対して明確な声明ができないことに、不満がある。われわれが知っている戦前の日本政府は、明確な立場があった。良いか悪いか、または、正しいか間違っているかは別として、日本政府の見解は明確に表明されていた。今は、すべて受身である。アメリカが何か言えば、それに対応する。日本から明確な要求は殆ど出てこない。又、近隣諸国から要求が来れば、大方それに従う。そのような優柔不断な国を好まないということで、かなりの意見の一致を見た。

しかし、そのような意見はこの特殊なグループだけの中にあるのではないようだ。かなり多くの日本人が、もっと自主的に行動する日本政府を要望しているようである。その証拠を街角で発見した。

本屋を訪れると3種類の図書群が目立った。第一が、オバマ大統領に関するものである。米国新大統領の自著の翻訳版、彼の演説集、彼に関する解説や、論評などである。そこには、新しい大統領が取るであろう政策を予知して、それに巧妙に対応しようとする処世術からの関心もあるかもしれないが、より大きな関心は、彗星のように出てきて世界最強の国の指導者になった人の偉業を称えると同時に、そのようなことが可能な国家的環境を理解して、できればそのような事象を日本でも見たいとする願望が根底にあるのではないかと思われる。

第二の図書群は、田母神俊雄氏の著書である。彼が注目され始めたのは、つい最近であるにも関わらず、幾つかの本が出ていた。田母神氏は政府の公式声明とは異なり、日本国は侵略国家でないと言明している。そして、独立性のある政府を提唱している。そのために、かれの講演会はいつも盛況である。人々の願望を代表して表明しているのである。第三の図書群は白州次郎氏に関するものである。彼は、連合軍の占領軍が日本国を絶対的権限で支配していた時に、理不尽な要求はきっぱりと断ったとされる侍的な日本人である。この白州人気は、やはり日本の人々が、権力に立ち向かう気力を持った政治家を待望していることの証明である。

従って、今回の日本訪問は有意義であった。現在の日本の政治状況は、絶望的であるが、人々の期待や願望は、健全で、彼らはより自主的な政治家の出現と活動を期待していて、日本国政府が拠り独立性を持って行動することを望んでいることを感じることができた。

ロスアンゼルス在住目良浩一
つづく